「感謝の気持ち」
花たより|2011月08月26日
昨年と同じ場所に、今年も咲き始めた、金水引(きんみずひき)。
勢いのよい雑草の中で黄色い姿をなびかせていました。
集団で咲いているので、遠くからでも金水引(きんみずひき)の存在が確認できます。
おめでたい名前をもらった金水引(きんみずひき)の花言葉は「感謝の気持ち」
無事一日が終わり、翌朝、目覚めるという生活の繰り返しの毎日ですが、そんな当たり前の生活ができることに、私は感謝しています。
花たより|2011月08月26日
昨年と同じ場所に、今年も咲き始めた、金水引(きんみずひき)。
勢いのよい雑草の中で黄色い姿をなびかせていました。
集団で咲いているので、遠くからでも金水引(きんみずひき)の存在が確認できます。
おめでたい名前をもらった金水引(きんみずひき)の花言葉は「感謝の気持ち」
無事一日が終わり、翌朝、目覚めるという生活の繰り返しの毎日ですが、そんな当たり前の生活ができることに、私は感謝しています。
花たより|2011月08月23日
秋の七草の一つ、葛(くず)はマメ科の繁殖力旺盛なツル性植物です。
根から食品の葛粉や漢方薬を作り、ツルは編んで籠などにし、日本人の生活に深くかかわっています。
葉っぱがウサギの大好物だということはご存じですか?
夏休みの朝のラジオ体操に行った帰り道、子どもたちと道端にまで群がっている葉っぱを採って与えると黙々と食べていたウサギの事が思い出されます。
(東白川では、葛(くず)の葉っぱをゴゾバと言いますが、一般的には言わないようですね。)
紫のグラデーションがきれいな花は、葉っぱの勢いに負け、目立ちません。
そんなせいか、写真を撮っている間中、甘い香りがし、存在をアピールしているようでした。
「活力」「芯の強さ」「治癒」…納得のできる花言葉です。
草刈りをする者にとっては一番厄介な植物です…最低な草ということで、クズともいうとか…
花たより|2011月08月19日
夕方から開花して夜間咲き続け、翌朝に萎んでしまう植物に「月見草」「待宵草」などがあります。
写真の大待宵草(おおまつよいぐさ)もその一つ。
この花を「月見草」と誤解しておられる方が多いとか…
夜間に咲いている姿を確かめた訳ではありませんが、昼間は確かに萎んでいました。
早朝に、開花した大待宵草(おおまつよいぐさ)の姿をカメラに収めることができました。
お月さまを連想するような柔らかく、優しい色合いの花ですね。
「秘めた情熱」「ほのかな恋」…大待宵草(おおまつよいぐさ)の花言葉です。
花たより|2011月08月16日
こんな植物はいつからあったのでしょうか?
事務所近くの道沿いにも、我が家のお茶畑脇にも咲いていました。
洋種山牛蒡(ようしゅやまごぼう)と呼ばれ、北アメリカ原産であることから、アメリカヤマゴボウという別名を持つ植物だそうです。
茎の赤い色がグロテスクで印象的です。
近寄ってよくよく見ると白い花はなかなか愛嬌があり可愛らしいと思いますが…
花が終わると、ブドウのような黒紫色の実に変わっていきます。
その時の赤い茎と黒紫の実のコントラストが目を惹きます。
ブドウに似ていて牛蒡(ごぼう)という名前が付いているからといって食べてはダメです…有毒な植物であるとか。
花言葉は「野生」「元気」
花たより|2011月08月12日
少し前から、気になっている野山で咲く白色の綺麗な花。
調べたところ、これは、「令法」と書いて「りょうぶ」と読む木の花であることが判りました。
物の無い戦時中、米の量を増やすためにお米に混ぜて炊いて食べたのがこの令法(りょうぶ)の葉っぱだとか。
律令時代(奈良~平安)に、飢餓に備え、若葉を食料にするため令にて植えさせたのが名前の由来です。
それにしても、随分お堅い名前ですね。
事務局のすぐ裏にも咲いていますが、木肌は百日紅(さるすべり)に、花と葉っぱもどことなく栗に似ています。
花言葉は「あふれる思い」
想像力が膨らむいい花言葉です。
花たより|2011月08月09日
事務局前に緑のカーテンを作ってみました。
一般的な物に比べちょっとだけ貧粗で、緑のカーテンの目的が達せられていないようで、緑のレースのカーテンだという人もいますが…
ゴーヤ類など食する物がないことが、少し残念でしたが朝顔(あさがお)と、ちょっと変わった花が咲く予定の朝顔(あさがお)、風船葛(ふうせんかずら)の3種類で作りました。
見た目に面白いのが、風船葛(ふうせんかずら)。
小さすぎる花(米粒程度)よりむしろ、形のユニークな紙風船に似た薄緑色の果実に目が行き、興味を持ってしまいます。
先の話ですが、薄緑色から茶色っぽく変わる風船の中から、ハート柄の種が3つ出てくるらしく、それも今から楽しみです。
風船葛(ふうせんかずら)にも花言葉がありました。「あなたとともに」
なんと一途でけなげな花言葉…ますます愛しくなってきました。
花たより|2011月08月05日
草むらの中でつるをからませ、勢いよく咲いている小さなかわいらしい花。
姿と裏腹に名前は屁糞葛(へくそかずら)
誰ですか?このような名前を付けた人は…
葉や茎に悪臭があることから、付いたようですが、そんなにひどい悪臭なのでしょうか?
花に近づいて写真は撮りましたが、ちょっと勇気(?)がなく、臭いを嗅ぐことができませんでした。
早乙女花(さおとめばな)という別名があるということなら、こちらで呼ぶようにしたらどうでしょうか?!
花言葉は「誤解を解きたい」
屁糞葛(へくそかずら)の深刻な叫びに聞こえますね。
花たより|2011月08月02日
前回紹介した盆花の一つ…おなじみの桔梗(ききょう)です。
秋の七草の一つでもあります。
高貴な色合いが和の雰囲気を漂わせていますが、星型の花の姿がかわいらしく、紙風船のようにふくらんだつぼみの姿はユニークですよね。
控えめな印象を持っていますが、暑さにも負けず元気いっぱいに、あちらこちらに咲く姿を見かけます。
実は芯の強い花なのかもしれませんね。
花言葉は「かわらぬ愛」「気品」「誠実」
花たより|2011月07月29日
子どもの頃から母に「盆花(ぼんばな)」と教えられていた花です。
実は、盆花(ぼんばな)という言い方は総称で、お盆頃、山野に咲く花、またそれを採ってきて飾る花という意味で、その中に女郎花(おみなえし)、桔梗(ききょう)そして、写真の花等があるようです。
教えられていた花は花魁草(おいらんそう)というシバザクラの仲間になります。
花の姿を華やかな花魁の髪型に見立て、花の香りが花魁の使う白粉に似ているから命名とされたとか。
確かに花のボリューム感から花魁の髪型がイメージできそうです。
色気のある名前ですが、かわいらしい花です。
花言葉は「温和」「あなたに同意」
ちなみに東白川のお盆は8月1日から3日まで。
明治初期の廃仏毀釈後、藩の指示でお盆の日にちが変わり、旧暦から新暦に切り替わった時に、この日にちになったそうです。
花たより|2011月07月26日
この季節になると、雑草の勢いの良さに閉口してしまいます。
雑草と混じって元気よく咲いている花が姫檜扇水仙(ひめひおうぎずいせん)。
アフリカ原産の繁殖力旺盛の花で、雑草ではありません。
手をかけた覚えはありませんが、毎年、この暑い季節に姿を現してきます。
炎のような朱い色合いのせいか密集して咲いていると暑苦しさを感じられるかもしれませんが、元気をもらえそうなこの色の花が私は好きです。
緑色の葉っぱとのコントラストも鮮やかでステキです。
花言葉は「楽しい思い出」「謙虚な美」
子どもたちの夏休みが始まりましたね。
「楽しい思い出」今年もたくさん作ってくださいね。