花たより|2011月11月30日
今年は柿のなり年だとかで、あちこちの軒先で吊るされている干し柿を見かけます。
東白川でも過疎化や、高齢化などで、放置されたままの鈴なりの柿の木も見かけます。
柿の種類は1000以上もあるそうですが、ご存じのように、おおまかには甘柿と渋柿に分けられます。
渋柿を使って作る干し柿は平安時代には既にあったということなので、日本人には非常に馴染みの深い果物だといえますね。
今のように豊かでなかった時代に、豊富なビタミン類を含んだ柿は万能な食材として重宝されたのでしょうね。
花言葉は「自然美」
花たより|2011月11月22日
紅葉が鮮やかなことから名付けられた錦木(ニシキギ)です。
錦木(ニシキギ)はモミジ、スズランノキと共に世界三大紅葉樹に数えられています。
色付いた葉っぱが散ってしまったせいか、色鮮やかな実が目立っていました。
かわいらしい橙色の実が秋の陽を受けいっそう鮮やかに見えました。
晩秋という言葉がよく似合う植物だと思い、しばらく眺めていました。
「あなたの魅力を心に刻む」「危険な遊び」
なんとも意味深な花言葉です。
花たより|2011月11月16日
もう何年も前のことですが、クリスマスのリースに使われていたこの赤くてキレイな実に釘付けになりました。
当時、こんなにもオシャレな実が、我が家の裏山にあるとは思いもしませんでした。
一般には“サンキライ”の名で知られているようですが、正式名は猿捕茨(さるとりいばら)
枝に鋭いトゲがたくさんあり、猿も捕れるという意味で付いた名前だとか。
塩漬けされた猿捕茨(さるとりいばら)の葉っぱで包まれたお菓子があるのはご存じかと思いますが、美味しいですよね。
上品な甘さのこし餡を口当たりのよいなめらかな生麩で包んだ和菓子…たまりません!
実といい、葉っぱといい優れモノです。
花言葉は「不屈の精神」
花たより|2011月11月09日
暦の上では、昨日11月8日は立冬でした。
まだ一度も霜が降りず暖かい日が続いているせいか、野山には元気な姿を見せてくれる花がたくさんありました。
薬師草(やくしそう)もその一つです。
黄色の可愛らしい花は嬉しそうに秋風にゆれていました。
対照的に咲き終わった花はうなだれていて、淋しそうに見えました。
葉っぱの形が仏像の光背に似ているから付いた名前だとか。
花言葉は「賑やか」