秋フェスタが開催されます!

お知らせ, 東白川村便り|2018月10月29日

11月11日(日)に東白川村の4大イベントである「秋フェスタ」が開催される予定です!


バザーが出店され、東白川村のグルメを楽しんでいただけるイベントとなっております。

また、豪華商品が当たる抽選会や、くじ餅投げなども行われご家族で楽しんでいただけます!

ぜひご家族で東白川村を満喫しにいらしてください♪


当日はフォレスタイルの工務店各社さんが製作された木工品も売り出される予定です!

掘り出し物があるかもしれません!そちらもお楽しみに!


詳細は下記のリンクをご覧ください。

秋フェスタ2018_1

秋フェスタ2018_2

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「茶摘み体験ツアー in 東白川村」開催! 2/2

東白川村便り|2015月06月09日

手摘み茶葉を、チンして茶レンジ!


5月31日に茶摘み体験ツアーが晴天の中開催されました。

この企画は、東白川村の魅力を伝えたい企画第1弾。

高級煎茶を、摘む!揉む!愉しむ!ヒノキ美林で朴葉寿司をほうばる!


今回は「揉む!愉しむ!」の様子をお伝えします。


ヒノキ100年生が健やかに育つ母樹林で昼食の朴葉寿司と豚汁を愉しんだあと、

木造住宅モデル「見晴らしの宿」にて、茶葉をチンして揉み、飲んで「愉しむ」をしました。


てもみ説明



東白川村お茶マイスター講師の下、電子レンジを使用したショートカット手揉み体験にチャレンジ。

手揉み作業は、本来5時間から6時間揉み続ける大変な作業です。

今回は、電子レンジの力を借りて、時間短縮しました。その工程を暴露します!!!

まずは、茶葉の計量をして、ラップをして、チン♪


茶計量茶レンジ2


チン♪したら、こんな感じ。


茶レンジ1茶レンジ後1茶レンジ後2


一回目のチン♪はラップをすることによって、「蒸す」工程の代わりです。ここから、「揉み」が始まります。


茶レンジ後3茶もみ5


茶もみ2茶もみ4


モミモミ、モミモミ、グリグリ、グリグリ ・・・ を繰り返し、ラップなしでチン♪

これを3回くりかえして、仕上げの3分チン♪で出来上がりです。

チン♪するたびに、お部屋にお茶の香りが広がっていきます。香り好きの私は、クンクンするだけでお腹いっぱいになりました。


さっそく、みなさんで、摘みたて、出来立てのお茶をいただきました。


試飲1試飲2

事務所1


「おいしい!!!」の感想をたくさん頂きました。

そして、かろうじて写真に写っているのが、「つちのこクッキー」です。

手揉みしたお茶も、お持ち帰りいただきました。


お楽しみの企画、次回の、東白川村の魅力を伝えたいツアー!は、

「夏の東白川deトマト祭り&薪釜deピザ祭り」(仮名)の予定です。

参加いただいた皆様、そして、スタッフも楽しんだ、お茶摘み体験でした。

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『茶摘み体験ツアー in 東白川村』開催! 1/2

東白川村便り|2015月06月04日

山の香りに包まれて

5月31日に茶摘み体験ツアーが晴天の中開催されました。
この企画は、東白川村の魅力を伝えたい企画第1弾。
高級煎茶を、摘む!揉む!愉しむ!ヒノキ美林で朴葉寿司をほうばる!
天気予報は、雨だったのが、、、すっきり晴天。日差しが暑いくらい。
でも、そこは東白川村。里山の風が茶畑にサラーーっと流れてとても
心地良いんです。
写真3枚
さっそく手積みです。この日のために刈り取らずに準備されていた
茶畑には新芽がたくさん。ふっと気付くと、大人が夢中に手摘みを
しています。自然が沢山の中での植物に触れる単純作業は、癒し、
そのもの。
私としては、エンジンがかかってきて無心状態に近づいたころにお時間
となり、昼食場所へ移動しました。
写真3枚
昼食場所は村有林である母樹林公園へ。
この美林は、かつて東濃ヒノキの種子を採られていたところで、
環境、発育、などの条件をクリアした健康ヒノキが生まれる美林なんです。
現在は、100年以上の東濃ヒノキが立ち並び、中層域には広葉樹が、
低層域には草木や苔が生い茂る、見本とされる美林となっています。
写真
食事は村の食材を手作りで提供している、野菜村さんのホウバ寿司と豚汁
写真
もちろん、豚汁はおかわり!
ホウバ寿司は、この辺りから以北にかけての郷土料理です。
ほうの木自体を、地元の養老町では見たことがなかったことを思い出しました。
ホウバ寿司の見た目は、どれも似たように見えますが、実は千差万別。家庭の味なんです。
ホウバには殺菌作用があり、田植えの時期に食べられていたようです。
お箸いらないですしね。山村ファーストフード!ローフードですけど。
つづく
次回は チンして茶レンジや山村の香りに包まれて

5月31日に茶摘み体験ツアーが晴天の中開催!

この企画は、東白川村の魅力を伝えたい企画第1弾。
高級煎茶を、摘む!揉む!愉しむ!ヒノキ美林で朴葉寿司をほおばる!
天気予報は、雨だったのが、、、すっきり晴天。日差しが暑いくらい。
でも、そこは東白川村。
里山の風が茶畑にサラーーっと流れて、とても心地良いんです。
茶畑12茶畑13
さっそく手摘みです。この日のために刈り取らずに準備されていた茶畑には新芽がたくさん。
ふっと気付くと、大人が夢中に手摘みをしています。
自然が沢山の中での植物に触れる単純作業は、 癒し そのもの。
茶畑4茶畑8
茶畑9茶畑1
私としては、エンジンがかかってきて無心状態に近づいたころにお時間となり、昼食場所へ移動しました。
昼食場所は村有林である母樹林公園へ。
この美林は、かつて東濃ヒノキの種子を採られていたところで、
環境、発育、などの条件をクリアした健康ヒノキが生まれる美林なんです。
現在は、100年以上の東濃ヒノキが立ち並び、中層域には広葉樹が、
低層域には草木や苔が生い茂り、見本とされる美林となっています。
母樹林2母樹林ホウバ
食事は村の食材を手作りで提供している、野菜村さんの「朴葉寿司」と「豚汁」
昼食ホウバ寿司豚汁
もちろん、豚汁はおかわり!
朴葉寿司は、この辺り(東白川村・白川町・付知町)から、以北にかけての郷土料理です。
朴の木自体を、地元の養老町では見たことがなかったことを思い出しました。
朴葉寿司の見た目は、どれも似たように見えますが、実は千差万別。家庭の味なんです。
朴葉には殺菌作用があり、田植えの時期に食べられていたようです。
お箸いらないですしね。山村ファーストフード!ローフードですけど。
昼食3
つづく
次回は 茶摘み体験後半戦の様子! 「チンして茶レンジ」 です。


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自然の恵みに感謝!

東白川村便り|2015月06月02日

山、川、海へ・・・恵みのリレー


東白川村は東濃ヒノキの産地です。毎年、4月の終わりから5月にかけて

工務店や木材問屋の皆さんがお客様を連れて東白川村へ植林に来ます。

木材を商いとする立場として、森林の整備は不可欠です。また、お客様に

ご自身の住宅に使われている柱がどんな所で育ったのか、どのように加工

されているのかをお見せしたり、体験を通じて知っていただいたりするのも

大事なことです。企業の方々には植林など森林作業のほか、村の「豊かな

森づくり基金」に毎年ご寄附もいただいています。


植林_今井


また、東白川村の村有林は「サントリーの天然水の森」に指定されています。

きれいな水が命であるサントリーさんは愛知県犬山市にも工場を持ち、その

上流に位置する私たちの村も水源であるということに由来しています。村の

山に降った雨が小さな谷を作り清流白川に注ぎ込み、飛騨川を経て木曽川

へと合流します。木曽川からの水の恩恵を受けているサントリーの皆さんも、

植林や枝打ちなどの作業に訪れます。


木を産業とする東白川村。木材を商いとする工務店や木材問屋。きれいな水

の恩恵を受けているサントリーさん。 みんなが皆、自然の恵みに感謝し行動

するようになれば、この地球の異常気象も減らして行けるのでは・・・

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お茶摘み体験ツアー、只今準備中

東白川村便り|2015月05月21日

来週末に控えている『お茶摘み体験ツアー』


ご参加者の皆様には、山里のお茶摘みを楽しんでいただくことに加え、

摘んだ茶葉でお茶作り体験もご用意しています。


そこで、私たち事務局スタッフも事前にお茶作りをレクチャーして

もらいました。教えてくださるのは、新世紀工房のお茶マイスター。

私は、村に住み始めて3年目。まだまだ新米村民です。茶葉を摘んだ

ことはあっても、作ったことはありません。


「そもそも、自分たちで作れるの?」半信半疑でしたが、導かれるまま

工程を進めていくと…デパートのお茶売り場に足を踏み入れたような、

なんとも香ばしい幸せな香りに包まれました。


お茶づくり


実際に飲んでみて…「甘い!」「ちゃんとお茶の味がする!」私も含め、

生粋の地元民からも感嘆の声があがりました。


いつもはお店で買っているものを、自らの手で作って口にする。そんな

小さな喜びも味わえたひと時でした。


お越しいただく皆様と、お茶摘み&お茶作りできることを楽しみにして

います。当日、五月晴れとなることを願うばかりです。

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東白川村アンテナショップのお知らせ

東白川村便り|2015月04月27日

一宮近郊の皆様!東白川村の特産品が一宮で買える!


実は、愛知県一宮市と犬山市に東白川村のアンテナショップがあるんです。

今回は、一宮店の紹介です。

一宮店は、東陽住建株式会社様のご厚意により、本社となりのイベント館の一部を間借りして、

ぎふ東白川村アンテナショップが常設されています。


アンテナショップ一宮店


東白川村東濃ヒノキひのきをふんだんに使用した家づくりをされている東陽住建様。

村と協定して森を守る活動「ヒノキ3000本プロジェクト」で様々な連携を図っていただいています。

植える → 育てる → 使う → 植える

いくつものイベントや木の家づくりを通して、「森を守る」 と 「東白川村東濃ヒノキの良さを広める」

をしていただいています。


そして、ついに、建材以外の特産品までも。

ありがとうございます!!!


大人気のトマトジュース「とまとのまんま」が一宮で買えてしまう。


店内


白川茶が、神棚が、木工製品が、買えるんです!


木工製品


また、月に1度の東陽住建様のフェアに合わせて、東白川村から旬の幸をお届けに参ります。

5月は17日(日)です。お待ちしてまーす。



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東白川村現地見学ツアー開催しました。

東白川村便り|2015月04月20日

フォレスタイルツアー 2015 spring 1st


4月12 日(日)に、東白川村現地見学ツアーを開催しました。


IMG_8936


街より少し遅れて満開を迎えた桜がそこかしこに咲き誇り、暖かな陽光が気持ち良い、村内巡りに絶好の日和となりました。

今回は2組様をお迎えし、東白川の家づくりに使われるヒノキが森から伐り出され、集積され、製材され、加工される過程の各施設へご案内しました。


案内役は東白川村製材組合の桂川恒裕さん。


説明



最初に、森から伐り出された丸太が集められる森林組合(木材市場) を訪ねました。

ヒノキ、スギ、サワラ、マツ、いろいろな種類の木が積まれている光景は壮観です。



東白川村が誇る東濃ヒノキ、その特徴は?

といえば、冬場はマイナス15度ほどを記録することもあるくらい冷え込む風土のため、

目が詰まって固く丈夫であることがあげられます。樹の年齢を示す年輪が細かく輪を描いているのはそれゆえです。

一方、九州など暖かい地域で育つヒノキは、年輪の幅が広く柔らかいそうです。


切り口をよく見てみると、中央部は赤みを帯びていて、まわりを囲んでいる部分は白っぽいのが分かります。

「人間で言うならば、赤い部分が大人、白 い部分は子供。柱など建物を支える木材に加工されるのは、

中央の成熟した部分です。まわりの白い部分は床材や壁材に加工されます。」

これほどくっきりと綺麗な輪が見えると、思わず数えたくなります。「いち、に、さん…」

「ここにある丸太の根元部分を元口、てっぺんを末口と言います。元口と末口でも、年輪の数が違ってくるんですよ。」


ツアー


元口と末口を区別することは、丸太から製材される過程で大事なポイントとなるそうです。

というのも、柱となって住まいを支える際、もともと地に根を張っていた方を下、空高く伸びていた方を上とする必要があるからです。


この他にも、住まいをかたちづくる木材についての豆知識がたくさん詰まった説明に、

「こういう機会がなければ、自分の家に使われる木材がどこから来て、どのような特徴を持っているのか、

分からないもの。参加できて良かった。」と満足のお言葉を参加者様からいただきました。


お昼は、かつてヒノキの種を採取していた母樹林にて、レジャーシートを広げみなさん揃ってお弁当をいただきました。

”山弁”と銘打たれたお弁当は、地元NPOと旅館がコラボして里山を訪れる方たちに東白川の味覚を楽しんでもらおうと

考え出したものです。「どんなお弁当なの?」気になるところですが…食事中も家づくりについ ての話が弾み、

すっかりお弁当の写真を撮りそびれてしまいました。また次の機会にご紹介できればと思います。


フォ レスタイルでは、今後も随時ご希望の方がいらっしゃいましたら、現地見学ツアーにご案内したいと考えております。

お気軽にお問い合わせください。

また、5月31日(日)にお茶摘み体験を企画しています。詳細が決まり次第お知らせいたします。


これからの時期、東白川村は山々の木が芽吹き、緑が眩しいほど美しく清々しい気候の季節が到来します。

ご自身のお住まいをかたちづくる木材のふるさとへ、遊びにいらっしゃいませんか?

4月12 日(日)に、東白川村現地見学ツアーを開催しました。街より少し遅れて満開を迎えた桜がそこかしこに咲き誇り、暖かな陽光が気持ち良い、村内巡りに絶好の日和となりました。
今回は2組様をお迎えし、東白川の家づくりに使われるヒノキが森から伐り出され、集積され、加工され、製材される過程の各施設へご案内しました。
案内役は東白川村製材組合の桂川恒裕さん。(写真)
最初に、森から伐り出された丸太が集められる森林組合(木材市場) を訪ねました。ヒノキ、スギ、サワラ、マツ、いろいろな種類の木が積まれている光景は壮観です。
東白川村が誇る東濃ヒノキ、その特徴は?といえば、冬場はマイナス15度ほどを記録することもあるくらい冷え込む風 土のため、目が詰まって固く丈夫であることがあげられます。樹の年齢を示す年輪が細かく輪を描いているのはそれゆえです。一方、九州など暖かい地域で育つヒノキは、年輪の幅が広く柔らかいそうです。
切り口をよく見てみると、中央部は赤みを帯び ていて、まわりを囲んでいる部分は白っぽいのが分かります。「人間で言うならば、赤い部分が大人、白 い部分は子供。柱など建物を支える木材に加工されるのは、中央の成熟した部分です。まわりの白い部分は床材や壁材に加工されます。」
これほどくっきりと綺麗な輪が見えると、思わず数えたくなります。「いち、に、さん…」
「ここにある丸太の根元部分を元口、てっぺんを末口と言います。元口と末口でも、年輪の数が違ってくるんですよ。」
元口と末口を区別することは、丸太から製材される過程で大事なポイントとなるそうです。というのも、柱となって住まいを支える際、もともと地に根を張っていた方を下、空高く伸びていた方を上とする必要があるからです。
この他にも、住まいをかたちづくる木材についての豆知識がたくさん詰まった説明に、「こういう機会がなければ、自分の家に使われる木材がどこから来て、どのような特徴を持っているのか、分からないもの。参加できて良かった。」と満足のお言葉をいただきました。
お昼は、かつてヒノキの種を採取していた母樹林にて、レジャーシートを広げみなさん揃ってお弁当をいただきました。”山弁”と銘打たれたお弁当は、地元NPOと旅館がコラボして里山を訪れる方たちに東白川の味覚を楽しんでもらおうと考え出したものです。「どんなお弁当なの?」気になるところですが…食事中も家づくりについ ての話が弾み、すっかりお弁当の写真を撮りそびれてしまいました。また次の機会にご紹介できればと思います。
フォ レスタイルでは、今後も随時ご希望の方がいらっしゃいましたら、現地見学ツアーにご案内したいと考えております。お気軽にお問い合わせください。
これからの時期、東白川村は山々の木が芽吹き、緑が眩しいほど美しく清々しい気候の季節が到来します。
ご自身のお住まいをかたちづくる木材のふるさとへ、遊びにいらっしゃいませんか?



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サントリー「天然水の森 ぎふ東白川」

東白川村便り|2014月11月05日


サントリー「天然水の森 ぎふ東白川」
森林整備体験研修~枝打ち~
東白川村は国、県、企業と連携して豊かな森づくりに取り組んでいます。
今回は、その活動の1つ、サントリー「天然水の森 ぎふ東白川」
【岐阜県企業の森事業】を紹介します。
2012年に東白川村の村有林の167haを対象に、村と県、そしてサントリーさんと
森林保全に関する協定を結んでいます。東白川村の森は、木曽川・飛騨川流域に位置
し、愛知県犬山市にあるサントリー木曽川工場の水源涵養エリアにあたります。
村、県、企業が連携して水源涵養機能が高い森づくりを進めるもので、
国、県、地元自治体と協働して、針葉樹人工林の間伐と間伐材の有効活用、
渓畔林整備、植樹、植生配置及び林分構造の適正化による生物多様性保全
などの活動を展開しています。
清らかな水は、豊かな森から生まれる。
豊かな森とは。光が入る森。
特に人工林おいては、人が森に入らないと豊かさが保たれません。
育苗、地拵え、植林、下刈り、つる刈り、枝打ち、間伐、主伐など。
人が手を加えることによって、森に光が入り、生物多様性が生まれます。
また、植林された、ひのきも優良材として輝きます。
今回、サントリーさんが体験研修されたのは枝打ち作業。樹木の成長が止まる
秋から冬に行われます。30年生のヒノキの枝を高枝ノコギリで、枝の付け根から切り落とす作業です。
この枝を放ってほくと、枝が重なり合って森が暗くなったり、枯れた枝から害虫が
侵入したりします。また、、枝打ちした箇所は、やがて新しい樹皮がその傷を包み込み
節のない美しい木目となります。
森に人が入る、木を育てることは、豊かな森を育て、清らかな水を育み、山の持つ
様々な機能を保つ事につながります。
東白川村の山は、ヒノキをはじめ、様々なコトやモノ、そして人と人をつなげています。
10月末日、東白川村にてサントリーグループ東海社員さん中心に
120名余りの方が、森林整備体験研修を行いました。

サントリー「天然水の森 ぎふ東白川」
森林整備体験研修~枝打ち~

東白川村は国、県、企業と連携して豊かな森づくりに取り組んでいます。
今回は、その活動の1つ、サントリー「天然水の森 ぎふ東白川」
【岐阜県企業の森事業】を紹介します。
2012年に東白川村の村有林の167haを対象に、サントリーさんと村と県は、森林保全に
関する協定を結んでいます。東白川村の森は、木曽川・飛騨川流域に位置し、
愛知県犬山市にあるサントリー木曽川工場の水源涵養エリアにあたります。
その一環の活動として、10月末日、東白川村にてサントリーグループ東海社員さんを中心に
120名余りの方が、森林整備体験研修を行いました。
枝打ち研修1

清らかな水は、豊かな森から生まれる。

豊かな森とは。光が入る森。人が入る森。
特に人工林おいては、人が森に入らないと豊かさが保たれません。
育苗、地拵え、植林、下刈り、つる刈り、枝打ち、間伐、主伐など。
人が手を加えることによって、森に光が入り、生物多様性が育まれます。
また、植林されたヒノキも優良材として輝きます。
今回、サントリーさんが体験研修されたのは枝打ち作業。樹木の成長が止まる
秋から冬に行われます。30年生のヒノキの枝を高枝ノコギリで、枝の付け根から切り落とす作業です。
枝打ち研修2
この枝を放っておくと、枝が重なり合って森が暗くなったり、枯れた枝から害虫が侵入したりします。
また、枝打ちした箇所は、やがて新しい樹皮がその傷を包み込み節のない美しい木目となります。
森に人が入り、木を育てることは、豊かな森を育て、清らかな水を育み、山の持つ様々な機能を保つ事につながります。
東白川村の山は、ヒノキをはじめ、様々なコトやモノ、そして人と人をつなげています。


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みんなで植樹

東白川村便り|2014月06月03日

東白川村では、様々な団体と連携して植樹活動を行っています。


村の森林は村の面積の90%を占め、人工林率は72.6%に達していて、

人工林を樹種別に見ると桧の植林地がおよそ87%で、東濃桧の主産地となっています。


人工林は人の手が入らないと、光が入らず、あらゆる機能が低下していきます。


森林の機能は、水源のかん養、災害防止、CO2吸収、リフレッシュ空間など

多様な恵みをもたらし、森林のもつ公益的機能が、自然環境保全という視点から見直されています。


5月22日(日)は、愛知県一宮市にある東陽住建株式会社さんの植樹イベントが行われ、

約100名の参加者のもと、コナラが植えられました。


みんなで植樹③

広葉樹のコナラは、ナラと比べて小さなドングリを実らせ、シイタケなどのホダ木として利用されています。

広葉樹は針葉樹と比べ、広く深く根を張り、保水力や地盤保持力に優れていて、

様々な生物の居住空間を提供します。針葉樹の伐採サイクルが50年に対し、広葉樹は80年~100年で

枝打ちなどの手間も基本的に少ない特性があります。


みんなで植樹②

植樹作業の後、標高800mを越える所でお昼をとり(ほう葉寿司と豚汁)、

山菜採り、東白川製材協同組合の見学という東白川村満喫コース!


次の世代を想う植樹。

参加者さんの笑顔をみて、木と家は時代をつなぎ、里山と都市をつなぎ、

人と人をつないでいると感じました。

みんなで植樹①




光が入る山と村の子供たち

東白川村便り|2014月05月16日

村では、4月下旬に東白川村小学校全校登山が行われました。


東白川村は周囲を1000m級の山々に囲まれています。

そのせいか、風が穏やかで積雪も少ないです。

山に守られている村。


村にある6つの山。


無反山(むそれやま)

捨薙山(すてなぎやま)

寒陽気山(かんようきさん)

手掛岩山(てがけいわやま)

新巣山(しんすざん)

尾城山(おしろやま)


それぞれ気軽に楽しめるルートで、村の小学校では「全校登山」として、毎年春に全校児童が山登りを楽しんでいます。

6年間登山に参加すれば、村の6山制覇となります。


山頂でケルン石を置く子供たち


小学1年生の幼い時から、村の山を登り感じていきます。全学年が混じるグループに分かれて、

高学年はリーダーシップと見守り役、中学年は低学年の手助けと橋渡し役。

手入れのいきとどいた山、光の入る山の中、村の子供たちは協働と自己鍛錬を学んでいます。


大人が山を手入れすることで森に光が入り、東濃桧は山から人の住まう場所へ居所を移す。


子供たちは村の光として未来を照らしていくと、全校登山に同行して感じました。


水芭蕉

東白川村自生の水芭蕉 花言葉「美しい思い出」



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