木の家 事例集 ~アーカイブレポート~

建築レポート|2016月02月02日


建築レポート~pickup事例アーカイブ~「温かくつながる」
NO.18 玄関土間にストーブのある2世帯住宅
全国的に寒波がきたときには、東白川村はマイナス10度を超える寒さ
を記録しました。日中も陽があたらない場所は0度以下です。滝も凍るほど。
雨風や寒さから身を守る住まい。
村では水道管が氷り破裂しないよう熱線で保温対策がされているほどです。
そして山里であり、山とともに営み続けてきた東白川村では、薪ストーブが活躍しています。
わたしも、薪ストーブ生活に憧れています。
なので、友人宅の薪ストーブの前に座り火を見つめながら何時間も友人と話し明かす時間は
とてもしっくりと落ち着く大切な時間です。人
と火の関係は途方も無い時間をかけて、世代から受け継がれてきたものなのだと思いに浸るほどです。
今回は、愛おしい薪ストーブを追い求め、建築事例NO.18「玄関土間にストーブのある2世帯住宅」
の「冬の今」を取材しました。
建築事例の写真(完成)
取材時の写真
広い土間が中央に、そして、「暖かな巨人」ヨツールF600が堂々と客人を迎え入れる!
「ヨツール」は、1853年創業、ノルウェーの伝統技術を引き継ぎながら、機能美を表現しているブランドです。
その中でもF600はクラシックラインの中でも最も大型のストーブです。
この「暖かな巨人」が、2世帯住宅を暖めています。薪ストーブの暖かさが住まいの隅々まで行き届くよう設計されいます。
そして暖かさは・・・。
半そで短パンで過ごせます!!! 寒さで緊張している身体が、ゆるーくなる。空気の質感は柔らかい印象です。
そして、薪ストーブの窓に吸い込まれる。

建築レポート ~pickup事例アーカイブ~ 「温かくつながる」

NO.18 玄関土間にストーブのある2世帯住宅の冬の暮らしをレポート


完成写真1


全国的に寒波がきたときには、東白川村では、マイナス10度を超える寒さを記録しました。

日中も陽があたらない場所は0度以下です。滝も凍るほど・・・。


雨風や寒さから身を守る住まい。


村では水道管が寒さで氷り、破裂しないよう熱線で保温対策がされているほどです。

そして山里であり、山とともに営み続けてきた東白川村では、薪ストーブが活躍しています。


わたしも、薪ストーブ生活に憧れています。


なので、友人宅の薪ストーブの前に座り、火を見つめながら何時間も友人と話し明かす時間は

とてもしっくりと落ち着く大切な時間です。


人と火の関係は途方も無い時間をかけて、世代から受け継がれてきたものなのだと思いに浸るほどです。


今回は、愛おしい薪ストーブを追い求め、建築事例NO.18「玄関土間にストーブのある2世帯住宅」

の「冬の今」を取材しました。


完成時の写真

完成写真「土間」


取材時の写真

薪ストーブ1


広い土間が中央に、そして、「暖かな巨人」ヨツールF600(薪ストーブ)が堂々と客人を迎え入れる!

「ヨツール」は、1853年創業、ノルウェーの伝統技術を引き継ぎながら、機能美を表現しているブランドです。

その中でもF600はクラシックラインの中でも最も大型のストーブです。


この「暖かな巨人」が、2世帯住宅を暖めています。薪ストーブの暖かさが住まいの隅々まで行き届くよう設計されいます。


そして実際は・・・。


半そで短パンで過ごせます!!!

寒さで緊張している身体が、ゆるーくなる。空気の質感は柔らかい印象です。


そして、薪ストーブの窓に吸い込まれる。

この窓にはどんな機能や意味を持っているのか。

煙突も窓かもしれない。

ずっと、薪ストーブの前に座っていたくなるレポートでした。


薪ストーブ2


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「窓」について

その他|2015月12月10日

窓は住まいの「目」

窓は、建物と外の世界をつないでいる。


窓1


窓はどのように住まいと外の世界をつないでいるのでしょうか。

原型的には、展望、採光、換気という働きでつないでいます。

「まど」という言葉の由来も、世界の言語は、この3つのどれかにあてはまるようです。

キーワードは、「風」 「見る」 「穴」。


窓2


日本語は、「目の門」や「門戸」の意との説や、

「目の戸」の音が変じて、「まど」となったという説もありました。

古来の日本人は、住居の窓(穴)を人間の「目」となぞらえていたのかもしれません。

人の目は、外の世界の情報を感じとる器官であり、「穴」という意もあります。


窓は、住まいの目。


現在にいたるまで、窓の機能や、言葉の使われ方は多様化してきました。

機能面では、景色が良く、ふんだんに陽光が入り、取り入れる空気は爽やかで、

外の影響を受けない。このような機能を1つの窓に期待してしまいます。

しかし、それら機能を1つの窓で満たすことのできる環境は多くはありません。

家を建てる環境が、それぞれ違うように、1つの窓でできることも違ってきます。

そこで、「家が建つ環境」と「家に住む方の想い」を考慮して、窓に個性をあたえていきます。

それは、窓の機能の細分化です。換気、採光、展望、通行。


カーテン1


窓も、それぞれ目的が違い個性があります。その個性に合わせたカーテンやブラインドも必要になります。

掲載している窓は、取材先で出会ったフォレスタイルで建てられた住まいの窓です。

ひとつひとつの窓に個性があり、その個性に合わせた纏われ方。

個性と空間の統一感を両立した、カーテンやブラインドは設計士さんのアドバイスのもと、施主様とコーディネートしたものでした。

つづく。


窓3


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実は、最近、注目されてます。

お知らせ|2015月05月14日

3つの実は・・・。

1つ目の「実は・・・」は、GWにTBSさんの番組の取材を受けていました。

全国ネットの番組からの取材です!!!

私は制作スタッフさんに同行!東白川村のいろんな場所をご案内しました。

正式に決まり次第、番組名や放送日時をお伝えいたします。

ドキドキです・・・。

取材はGWだったので「つちのこフェスタ」の様子の写真 ↓


つちのこフェスタ2015



2つ目の「実は・・・」は、昨年度の10月に、村オブザイヤー最優秀賞を受賞していました。

【村オブザイヤーHP】 http://moty2014.sonchou-summit.net

「村のヒト・モノ・コトを活かした取組み」として、フォレスタイルの取組みがグランプリを獲得することに。

よっ!村、日本一!!

授賞式は村長サミットの会場でもある熊本県相良村で開催。全国の村長さんが集まる前でのプレゼンテーション。

スタッフ刀祢さん、がんばりました!ご褒美は熊本県の郷土料理。

竹灯篭に囲まれた会場写真 ↓


交流会~1


3つ目の「実は・・・」は、 な、なんと、1月に総務大臣賞を受賞していました!!!

これは、総務省による「地方創生に資する『地域情報化大賞』」のグランプリです。

すごい! よっ!!日本一!!!です。

【総務省HP】 http://www.soumu.go.jp/menu_news/s-news/01ryutsu06_02000073.html

インターネットを利用し、それぞれの良い所、特徴を活かしあう連携の取組み。

皆様に「森の恵みに満ちたライフスタイルの提案・提供」という理念での取組みへの評価でした。

「住まいづくり」をとおして、お家を建てられる方・お考えの方をはじめ、木や森、里山や川、

また、語り継がれてきた知恵を大切にされている方々と、ライフスタイルのお手伝いに関われることに感謝しています。


そして、2つの受賞をきっかけに、全国ネットの番組の取材を受けることに。

番組を通しての、新たな出会いが楽しみです。

3つの「実は・・・」でした。



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木の家 事例集 ~撮影現場から~

建築レポート|2014月12月26日

土間からDOMAへ


おととい、完成住宅の写真撮影にお邪魔してきました。

おおよそ1年から長くて2年ほど前に、ご縁をいただいたお施主様が、

建築士さん工務店さんと話し合いを重ねられ、住まいに対する思いや願いを

どのようにかたちづくられたのか…。

その様を見ることができるのは、私たち事務局職員にとって醍醐味のひとつです。


ブログ~1



玄関を開けて迎え入れるのは、長く伸びる土間です。

一直線に並ぶペンダントライトに照らされ、さながらギャラリーのようです。

かつての生活文化に欠かせない空間が、デザイン性を伴って住まいにすんなりと馴染む様は粋を感じさせます。

奥まで進むと和室につながっており、手前にあるリビングを通ることなく、直接出入りできるようになっています。

機能性と同時に、遊び心も感じられるつくりです。


こちらのお住まいは暖房の仕組みにこだわられており、師走の寒さも忘れるほど、

肌に心地よい温かさが家中を包み込んでいました。

ふんだんに使われた木のぬくもりと相まって、特に冬場はお家に帰るのが待ち遠しくなるような、

そんなお住まいです。

外観と各部屋の様子は、近日中に掲載する木の家事例集でご覧いただけます。

お楽しみに。

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