みんなで植樹

東白川村便り|2014月06月03日

東白川村では、様々な団体と連携して植樹活動を行っています。


村の森林は村の面積の90%を占め、人工林率は72.6%に達していて、

人工林を樹種別に見ると桧の植林地がおよそ87%で、東濃桧の主産地となっています。


人工林は人の手が入らないと、光が入らず、あらゆる機能が低下していきます。


森林の機能は、水源のかん養、災害防止、CO2吸収、リフレッシュ空間など

多様な恵みをもたらし、森林のもつ公益的機能が、自然環境保全という視点から見直されています。


5月22日(日)は、愛知県一宮市にある東陽住建株式会社さんの植樹イベントが行われ、

約100名の参加者のもと、コナラが植えられました。


みんなで植樹③

広葉樹のコナラは、ナラと比べて小さなドングリを実らせ、シイタケなどのホダ木として利用されています。

広葉樹は針葉樹と比べ、広く深く根を張り、保水力や地盤保持力に優れていて、

様々な生物の居住空間を提供します。針葉樹の伐採サイクルが50年に対し、広葉樹は80年~100年で

枝打ちなどの手間も基本的に少ない特性があります。


みんなで植樹②

植樹作業の後、標高800mを越える所でお昼をとり(ほう葉寿司と豚汁)、

山菜採り、東白川製材協同組合の見学という東白川村満喫コース!


次の世代を想う植樹。

参加者さんの笑顔をみて、木と家は時代をつなぎ、里山と都市をつなぎ、

人と人をつないでいると感じました。

みんなで植樹①




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