高嶺の花でした。

花たより|2010月05月25日

今の時期、新緑の山をバックに、薄紫色の花が浮きだって咲いているのをよく目にしますが、皆さんは気付かれたことありませんか?

高い所で咲いているので、分かりづらいかもしれませんが、桐の花(きりのはな)です。

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桐の花(きりのはな)は、小さい種子が風で飛び、発芽率が高いうえ、成長が早いので、東白川では、至る所で野生化したものが見られます。

桐の木は大きく、花を近くで見ることが難しく、私も今回写真に収めるのに苦労しました。

枝先に集団で上向きに咲いていますが、一つ一つの花は、やや下向きで咲き、大きさは、5~6センチ程、花弁は5枚です。遠くで見るより、花色は薄く、花色から気品を感じました。

 

中国原産の桐は古くから、湿気を通さず、割れや狂いが少ないという事で、良質な木材として、重宝されてきました。

また、日本国内で生産される木材としては、最も軽いということも特徴です。

 

桐(きり)の花言葉は「高尚」。

高級家具の代名詞になっているだけあって、ぴったりの花言葉ですね。

 

 

 

コメント

  1. b_chan |

    桐の花 こんな形をしていたのですね。
    始めて見ました。
    よく山間の道を車で走っていると下がって咲いている薄紫の花が藤の花
    同じ色で上に向かって咲いているのが桐の花。見分けはそんなとこでした。
    今年は特に桐の花がよく咲いていたように思います。
    私が結婚するとき、家で育った桐の木で箪笥を作ってもらった事を思い出しました。
    歳がわかりますね。

  2. 事務局 桂川 宗子 |

    こんにちは。
    コメント、ありがとうございました。

    今年は特に桐の花が咲くと感じていたのは、私だけではなかったようです。
    高い場所で咲く花ですから、アップで見る機会は、なかなかないですよね。

    家で育った桐の木で箪笥を作られたなんて、いいですね。羨ましいお話です。
    ステキな宝物と一緒に歳を重ねることができ、お幸せですね。

    写真に収めるのに苦労した私としては、b_chanさんのコメントに報われたような気がして、嬉しく思っています。

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