別名「キコク」

花たより|2012月11月21日

久しぶりに通った道で、私の目に飛び込んできたのがこれです。

カラタチの実

何だかわかりますか?

枸橘(からたち)の実です。


わたしは、トゲトゲの枝を見てピン!ときました。

この棘のある枝を漂白し、花材として使うからです。

油断すると痛い思いをしますが、なかなかいい味を出してくれるお洒落な花材です。

以前は鋭い棘があることから、防犯目的で生垣に使われていたそうです。


3~4センチぐらいの大きさの黄色の実は、甘い香りがして美味しそうですが、酸味と苦味が強いので食べられるようなものではないとか。


中国から渡来した唐橘(からたちばな)を略して、“カラタチ”になったと言われています。

漢字では「枸橘」もしくは「枳殻」と書いて“カラタチ”と読みます。

又、「枳殻」は“キコク”とも読みます。

写真を撮らせていただいた家の方も「昔から“キコク”と呼んでいる」とおっしゃっていたことに納得できました。


白く可愛らしい花を春に咲かせる枸橘(からたち)の花言葉は「思い出」



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