上棟式を屋根から見守る

匠たちの横顔, 建築レポート|2010月09月15日

8月29日、東白川村内で上棟式がありました。

フォレスタイル第4号のお客様です。

屋根には幣束(へいそく)とよばれるものがありました。

これは、地鎮祭の時に土地をお借りした神様を祭るものです。

神様といえども魔物と戦う時に素手では大変だろうと、このような守り神を用意するのだそうです。こちらの弓矢は大工さんの手作りです。

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上棟が終わると、屋根裏などに移され、ずっと家を守ってもらいます。

最近は神事なども簡略化していく風潮のようですが、地域によって様々な昔ながらの儀式はできるだけ行い大切にしていってもらいたいなと、私は思います。

またここでは、上棟式の最後に屋根から餅投げが行われたそうです。

残念ながらその模様の写真はないのですが。実は…、

「餅拾いに必死で写真を撮るのを忘れました!」と工務店の担当者さん。

(福餅ですから拾わなくちゃね。)

上棟おめでとうございます。 

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