

- 1960年に大阪大学工学部構築工学科建築コースを卒業。その後株式会社日建設計に入社し、以後多くの建築物の設計・監理に携わり、中部建築賞や名古屋都市景観賞等、いくつもの賞を受けた。代表的な作品は、名古屋市金山南ビル(名古屋ボストン美術館)、日本放送協会NHK名古屋放送センタービル、岐阜県美術館など。
これまでに様々な建築物の設計・監理を行い、多くの「家を建てたい人」「家を建てた人」と関わってきた三浦忠誠さん。
『建築設計は、その家に住まうご家族に対する「思いやり」の気持ちが一番大切』 と考える三浦さんに、フォレスタイルの仕組みについて、プロの目線からお話を伺いました。

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一般の方が建築士に相談する前に、あらかじめ間取をシミュレーションできるフォレスタイルの仕組みの『木の家¥シミュレーター』は、夢が膨らみますね。
間取は設計の基本なので、気軽にできるのはよいことだと思います。事前にある程度イメージすることができるので、次のステップに進むのもスムーズなりますし、家族のライフスタイルを想像して間取を考えてみるという行為はいいですよね。良い設計とはその人の理想とする人生を設計することだと考えます。
ライフスタイルからの提案をしているフォレスタイルなので、設計から始まり間取を作っていく過程でそういった思いも込められるといいですね。そしてあらゆる段階で、子育てから高齢化にいたる家族の生涯に思いを馳せた家づくりができればすばらしいと思います。

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フォレスタイルは伝統的な在来工法を中心とした、オーソドックスな建築が基本です。しかし、そこがいいのだと思います。
私にとって建築の設計とは、無駄なことをせずゆとりを持ちながら余分なものを削り落としていくことであり、今まで連綿と続いてきた伝統的な方法をベースにして前進的であるべきと考えていますから。幸いにしてフォレスタイルに参加している建築士、工務店には、在来工法を基本に幅広いバリエーションを持っていらっしゃるようです。そして、好みのデザインの建築事例を見たり、フォレスタイル事務局や建築士、工務店とWeb上で実際に交流し、家づくりについて質問したり相談したりしながら、自分の作りたい理想の家づくりに最適な建築士や工務店をじっくり選べる『ベストエージェント制度』も、フォレスタイルの仕組みの良さと言えるでしょうか。

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フォレスタイルは東白川村が責任をもって運営している事業であることが、その信頼感を大きく高めている理由のひとつでしょう。大きな意味を持っていると思います。その信頼は村の保証があってこそですが、これをひとつひとつ完成させながら広めていくのは、このシステムに携わる人の気持ちであり人柄でしょう。単に使っている材料がいいとかデザインがいいとか、フォレスタイルは決してそれだけで終わってほしくないですね。
闇雲に流行を意識しすぎたり、建築士や工務店の自己顕示的な気持ちが先走ったりすることなく、建築・施工する側がいかに住む人の気持ちになってそれぞれの役割を果たせるかが鍵となります。設計・施工は家を使う人や住む人への思いやりがその根底に流れていてこそ。
東白川村の人たちをはじめ、『フォレスタイルに関わっている人』すべてが、そういった気持ちでこの仕組みを動かしているんだと信じています。家づくりの各段階で、そういった思いがきちんと分かるようにしっかり伝え、信頼をいただく中で進めてほしいと思います。東白川村の資産である東濃ひのきと匠の技を使った理想的な家づくりをより身近なものにしてくれるフォレスタイルを、これからも応援していきたいですね。





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